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外科

3年間の研修で経験する手術件数は約800件
うち術者として350~400件の手術を執刀
研修3年目には⾼難度手術の執刀を目標としています

当プログラムの特徴は手術症例数が多いことです。当外科における1年間の手術件数は1800~1900件であります。サブスペシャルティは5分野(消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、乳腺科)で、各々のベテラン指導医が、患者さんの安全を最優先にしつつ、懇切丁寧に、時に厳しく手術を指導します。

旭中央病院のプログラムで
学べる3つのポイント

手術以外にも周術期管理・外来診療・救急診療などを行い、学会発表や論文執筆を積極的に行えるよう研究指導体制も整っています。“外科漬け”の研修生活になります。研修を終えた後は、どんな疾患に対しても慌てずに対応できる外科医になれるでしょう。

外科専門医取得のために充分な経験を得ることができる

また、1年間に300件近く緊急手術を行っており、外傷の症例も多く外科専門医取得に十分な経験を得られます。
当院のプログラムでは消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、外傷外科など様々な専門科を志望する専攻医が10名前後在籍しています。
多くの開腹手術・腹腔鏡手術をはじめ近年はロボット手術もレジデントの執刀機会が増えています。
より詳細については是非見学にお越しください。お待ちしています。

領域 術者 助手 合計 外科専門医に必要な症例数
消化管及び腹部内臓 211 194 405 最低50例
乳腺 40 10 50 最低10例
呼吸器 4 21 25 最低10例
心臓・大血管 5 20 25 最低10例
末梢血管 8 10 18 最低10例
頭頸部・体表・
内分泌外科
91 39 130 最低10例
小児外科 8 7 15 最低10例
外傷 2 6 8 最低10点(1例2点、JATEC6点、外傷講習会)
術者区分
術者 369 最低120例
助手 307

地地および都市部での地域医療の最前線を経験できます

本プログラムの基幹施設である旭中央病院は、千葉県北東部から茨城県南東部をカバーする中核病院であり、地地における地域医療を担う病院としては日本でも有数の規模です。また、連携施設である国立国際医療研究センター国府台病院は、都市部における地域医療を実践しています。この⼆つの施設で研修することにより、地地および都市での多彩な症例を多数経験することで医師としての基本的な力を獲得します。プログラムの運⽤にあたっては、指導内容や経験症例数に不公平が無いように十分配慮します。

学問的姿勢について

専攻医は、医学・医療の進歩に遅れることなく、常に研鑽、自己学習することが求められます。患者の日常的診療から浮かび上がるクリニカルクエスチョンを日々の学習により解決し、また、今日のエビデンスでは解決し得ない問題では、臨床研究に自ら参加し、もしくはそれを企画することで解決しようとする姿勢を身につけます。学会には積極的に参加し、基礎的あるいは臨床的研究成果を発表します。さらに得られた成果は論文として発表し公に広めるとともに、批評を受ける姿勢を身につけます。