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小児科科

年間40,000人以上の救急外来受診者の
30%が小児です。
すべての小児救急患者に対し
診察要請に応じて小児科医が対応しています。

当診療圏には小児科専門クリニックが少ない上、当院は小児専門⾼次医療機関へのアクセスがとても悪い所に立地しています。そのため、救急外来では、一次救急から救命処置を要する三次救急までのすべての小児患者を受け入れています。
当院での小児科後期研修を通じて「小児科医は⼦どもの総合医である」という日本小児科学会の理念を体現する小児科専門医を目指してください。

旭中央病院のプログラムで
学べる3つのポイント

当診療圏には小児科クリニックも少なく人⼝あたりの小児科専門医数は全国の半分以下ですが、地域における小児急性疾患の最後の砦としてのみならず、保健サービスから慢性疾患管理まで幅広い診療業務を担っています。365日すべての患児を受け入れている一地、近隣に⾼次医療施設がないため管理が難しい症例に対しても自分たちである程度対応しなければなりません。
それだけに専攻医の診療業務はハードな面もあり責任が求められますが、教育熱心なスタッフが全面的にバックアップしています。general pediatricianや小児科の各専門領域専門医を目指す若手小児科医にとっては基礎診療能力を身につける上で効果的な研修が可能です。

地域の基幹病院である
当院の特性から希少疾患についてもファーストタッチが可能

一般外来や入院業務で対象となる疾患は、気管支喘息、急性肺炎、急性胃腸炎/脱水症、てんかんなどのいわゆるコモンディジーズについては豊富な症例数を経験することができ、小児科専門医としての基本的な知識、技術を習得することができます。

研修1年目から
上級医からの指導を
受けられる

当院の小児科後期研修プログラムの特徴の一つに、研修1年目から、一般外来診療(週2回)・入院病棟業務・救急外来診療・乳児健診・ワクチン接種など一般小児科医としてのほとんどの通常業務を上級医のスーパーバイズの下で行えることにあります。

実際の診療やカンファレンスなどにより発達障がい児医療、小児虐待診療等の知識を深めることができる

小児科専属の言語聴覚⼠と公認心理師を擁しており、児童精神科とも協働して発達障がい児医療にも多くの経験を有しています。さらに病院内の多職種で構成される組織であるFAST(Family Support Team)は、児童相談所や自治体当該部署と連携して小児虐待診療にも力を注いでおり、研修期間中に実際の診療やカンファレンスなどにより、これらの分野の知識を深めることができます。