初期研修

Impression志望理由/選んだ理由/魅力

旭で過ごした2年間

鶴岡 みずほ 平成19年度研修医

学生時代、いくつかの病院を見学する機会がありましたが、その中で最も雰囲気に惹かれたのが旭中央病院でした。第一印象は、なにより活気がある! 研修医や指導医の先生方、また、スタッフの方々も含めた皆さんの活き活きとした姿はとても魅力的でした。

東京から旭、約1時間半の電車の車窓は徐々にビルが減ってどんどんと田園風景に突入し、見学前は心細さも渦巻いていましたが、いざ病院に行くと、そんな気持ちも吹き飛ぶパワーと笑顔が溢れていました。そんな活気あふれる雰囲気と、加えて、共に過ごす同期の仲間が多いこと、各科が充実していて、最終的な志望科を決定するまでにも幅広い経験を積めること、そして何より、会う研修医、会う研修医が魅力的な先生方で、そんな先輩たちの勧める病院だから間違いないだろう、という単純な直感を合わせ、旭中央病院を希望しました。

縁あって旭で働き始めてみると、なるほどそれだけのパワーがないとこなせない責務の数々を経験し、時には思い悩んだり、力不足を感じたりすることもありましたが、周りには気軽に相談できる各科の先生方がいらっしゃり、何より苦楽を分かち合う25人の仲間の存在が、お互いに大きな支えとなりました。仲間たちとは2年間の日々を共に過ごし、共に学び、時に(しょっちゅう?)杯を傾けて語りあい、励ましあい、そして自分よりもっともっと頑張っている仲間たちからたくさんの刺激をもらいました。

旭では、慌しく過ぎていく日々の診療業務以外にも、先輩研修医や上級医の先生方が開いてくれる勉強会や、院外から招聘した先生方の貴重な講演も盛んで、改めて落ち着いて学習し、実践、理論の両面から経験を積める場もたくさんあると思います。また、患者さんたちに心和まされることが少なくなかったのも、温かな人柄の多いこの地ならではかもしれません。

まだまだ勉強不足の点も多いですが、盛りだくさんの2年間、医師として想像以上の経験を積ませていただいたことももちろん、なんと言っても、一生ものの貴重な仲間たち、先輩たちに出会えて共に過ごせたこともあわせ、旭を選んで大正解だったと感じています。

初期研修を終え、今後は産婦人科専修医として研修を積み始めますが、この2年間で学んだことは今後の医師生活の基盤となっていくと思います。
将来何科に進むにしても、最も多くを吸収できる初めの2年間ですから、興味を持った皆さんは、ぜひ一度この旭の地を訪れてみてください。
のんびりとした田舎町で、フレッシュな皆さんのお越しをお待ちしています。そして私も皆さんに刺激を受けつつ、これからも成長していきたいと思います。

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