プログラム責任者の挨拶 |
- 本プログラムは、千葉県香取海匝医療圏(千葉県東部東総地区)の中心的病院である旭中央病院を基幹施設として、千葉大学、千葉県内の13自治体病院、近隣医療圏・東京都・近県にある連携施設とで内科専門・研修を経て各地域の医療事情を理解し、地域の実情に合わせた実践的な医療も行えるように訓練され、基本的臨床能力獲得後は必要に応じた可塑性のある内科専門医・subspecialty専門医を育成します。
- 基幹施設である旭中央病院は、地域がん診療連携拠点病院であり、また20床の緩和ケア病棟を有していることから、高度先進医療を含めたがん患者への全人的医療を地域に提供しています。千葉県東部東総地区及び茨城県鹿島地区東南部を含む、病院を中心に半径30km内13市7町の救急医療を担う救命救急センターを有し、年間約45,000人の患者が来院し、救急車搬入件数年間9,400台(内科疾患7,176台)に上り、24時間体制で一次から三次救急まですべての救急患者を受け入れています。内科外来患者延べ数173,029名に達する外来と内科病床数310床で年間約8,027人の内科入院患者を誇り、救急症例やコモンディジーズの経験はもちろん、超高齢社会を反映し複数の病態を持った患者を経験できます。内科の常勤医数72名、指導医数23名、総合内科専門医数22名と豊富な指導陣が専攻医教育にあたっています。
- 臨牀と病理の照合、結びつきを重視しており、内科の年間の剖検数は、70~80体に及び、毎月CPCが開催されています。
- 最大特徴は、トータル12ヶ月で、56疾患群、120症例を修了できることです。
- コースは、Generalityコース、Subspecialty1年コース、Subspecialty2年コース、General-Subspeハイブリッドコースの4つから選択ができます。
- 研修期間中、希望者は海外提携病院での1ヶ月間の短期臨牀研修が可能です。Veterans Affairs Greater Los Angeles Healthcare System、Thomas Jefferson University Hospitalなどで希望科をクリニカルエクスターンとしての短期臨牀留学が可能です。
- 専攻医3年目は、千葉大学、東京大学、昭和大学の付属病院で高度先進的内科診療が研修できます。また、多摩総合医療センター、佐久総合医療センター、佐久総合病院、諏訪中央病院からなる優良研修病院での研修や、国立がんセンター東病院、がん研有明病院で高度ながん診療も研修できます。榊原記念病院で高度な循環器診療を研修することも可能です。
皆さんのお申し込みをお待ちしています。
|