脳神経外科とプログラムの特徴 |
- 少数精鋭
- 自由で自立した気風
- 一人前の医師として大切にする
- バランスの取れた豊かな経験
- 多彩な症例、早い時期から手術を担当
- 充実したカンファレンスと密着した指導
- 希望に合わせたプログラム、他施設での研修
- オールマイティーな「脳外科医」を目指す
- 研修終了後もスタッフとして、他施設に移ってもずっと仲間として
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研修の目標 習得すべき知識・技能・学術活動 |
- 国民病とも言える脳卒中や頭部外傷などの救急疾患、また、脳腫瘍に加え、てんかんやパーキンソン病、三叉神経痛や顔面けいれん、小児奇形、脊髄、脊椎、末梢神経などの病気の予防から診断治療に至る、総合的かつ専門的知識を研修カリキュラムに基づいて習得します。
- 上記の幅広い疾患に対して、的確な検査を行い、正確な診断を得て、手術を含めた適切な治療を自ら行うとともに、必要に応じ他の専門医への転送の判断も的確に行える能力を研修カリキュラムに基づいて養います。
- 経験すべき疾患・病態および要求レベルは研修マニュアルで規定されています。管理経験症例数、手術症例数については最低経験数が規定されています。
- 脳神経外科の幅広い領域について、日々の症例、カンファレンスなどで学ぶ以外に、文献からの自己学習、生涯教育講習の受講、定期的な研究会、学会への参加などを通じて、常に最新の知識を吸収するとともに、基礎的研究や臨床研究に積極的に関与し、さらに自らも積極的に学会発表、論文発表を行い脳神経外科学の発展に寄与しなければなりません。専門医研修期間中に筆頭演者としての学会(全国規模学会)発表2回以上、筆頭著者として査読付論文採択受理1編以上(和文英文を問わない)が必要です。
- 脳神経外科専門領域の知識、技能に限らず、医師としての基本的診療能力を研修カリキュラムに基づいて獲得する必要があります。院内・院外で開催される講習会などの受講により常に医療安全、院内感染対策、医療倫理、保険診療に関する最新の知識を習得し、日常診療において医療倫理的、社会的に正しい行いを行うように努めます。
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専攻医の業務 |
週間スケジュール
- カンファレンス 毎日(7:30-9:00)
- 回診、病棟業務 毎日
- 手術 定期手術日 月、木、金
- 血管内治療 定期手術日 火
- 外来 週1回
- 検査(血管撮影など)随時
- 救急待機 10日/月程度
- 緊急手術 随時
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スタッフ |
旭中央病院(プログラム全体:旭中央病院+船橋市立医療センター)
- 卒後20年以上3 (5)名,10~19年2 (4)名,7-9年目0 (1)名,専攻医1 (2)名
- 出身大学:東京医科歯科大学、山形大,自治医科大学,慈恵会医科大学,信州大学,昭和大学,杏林大学,千葉大学
- 資格 日本脳神経外科学会専門医 6 (11)名
指導医 5 (9)名 日本神経血管内治療学会専門医 1 (4)名 日本神経内視鏡学会技術認定医 2 (3)名 日本救急医学会救急科専門医 1 (1)名 日本神経学会専門医・指導医 1 (1)名 日本リハビリテーション医学会認定臨床医 2 (2)名 日本プライマリ・ケア連合学会認定医・指導医 1 (1)名 日本認知症学会専門医・指導医 1 (1)名
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脳神経外科の実績 |
2016.1.1-12.31
- 病床数 46
- 手術件数 421
- 脳腫瘍 60
- 脳血管障害 72
- 頭部外傷 144
- 水頭症 46
- 機能的外科 18
- 血管内治療 57
- その他 24
※2017年は20%程度増加する見通しです。 |
学術業績 |
2016.1.1-12.31
- 学会・研究会発表 14題
- 論文 2編
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学術活動への費用支給 |
- 学会費補助:1年目2万円まで、2年目3万円まで、3年目5万円まで
- 学会、セミナー、その他の研修・視察等への参加費(海外を含む):条件を満たせば全額支給
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専攻生終了後の進路 |
引き続き当科でスタッフとして勤務することを歓迎します。他施設で研修、就職を希望する場合には紹介、推薦が可能です。専門性を磨くために当プログラムの関連病院へ就職したり、海外留学した医師もいます。他施設に移った後も、ずっと仲間として、緊密に交流しています。 |
おわりに |
旭中央病院はいわゆる医師の雑用がとても少ない病院です。若いうちから一人前の脳神経外科医としての努力研鑽を積み、多くの手術を経験したい人に向いているプログラムです。興味のある方は是非一度見学に来てください。百聞は一見に如かずです。 |