How to Break Bad News
- 2012/05/02
医師という職業を選んだのであれば、臨床に関わっていく以上、時にbad newsを伝えなければならないという場面に遭遇します。欧米の有名な研修病院ではresidencyが始まるとすぐに、bad newsの切り出し方、伝え方についてトレーニングをするところが多いようです。そして、1年程度研修をした研修医に、実践に即した形でフォローがされる研修病院があることも、招聘した外国人講師の方々から聞きました。当院では消化器内科部長の志村謙次先生に、この度先生の経験を踏まえた分りやすい形で、講義をして頂きました。患者さまやご家族にとって嫌な話を切り出すことは決して、簡単なことではありません。"人と人"であることの意味を忘れず、「あなたとそしてあなたの家族の面倒をみます。」という誠実な気持ちを伝えることが何より大切なのではないでしょうか。