Program形成外科 初期研修プログラム
研修期間 1ヶ月
ローテート期間中の初期研修医の一般目標
- 形成外科的領域の疾患に対して、知識と基本的処置を身につける。
- 救急外来と外来手術にて、外科的処置・小手術の基本技術を身につける。
- 形成領域の緊急性の高い疾患について、適切な対処を学ぶ。
- 創傷治療の原理に従った、理論的な治療プランを学ぶ。
1ヶ月カリキュラム
- 到達レベル(行動目標)
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- 1) 入院患者さんの一般的所見、局所所見をとり、指導医とともに周術期の管理を行う。
- 2) 入院手術・外来手術で助手としての経験を積み、積極的に参加する姿勢を身につける。小手術に関しては指導医のもと術者も行う。
- 3) 外来の軽傷例については、指導医のチェックをうけつつ、単独で診察を行う。
- 4) 難治性もしくはcriticalな病態に対応した際に、すみやかに上級医にコンサルトを行う。また、その時に適切に病態を伝える。
- 到達レベルにたどりつくための方略
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- 1) 入院患者さんの初診時所見をとりまとめる。周術期オーダを入力し、指導医のチェックをうける。
- 2) 外来手術を通じて処置に触れ、手術室手術でさらに技術・知識を深める。
- 3) はじめ指導医の外来診察に参加し、のちに軽傷例から問診・診察に入る。
- 4) データの解析・画像診断について、日頃から経験を重ね思考力をつける。
- 行動目標が到達できたかの確認
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- 1) 作成した所見をチェックし、不備があれば再作成。
- 2) 行っている作業に対し、適宜指導医により技術・知識の修正を行う。
- 3) 診察後、指導医より疾患や治療に対して正確な知識を持っているか質問にて確認。
- 4) カンファや外来診察中に見た画像所見につき、質疑応答する。
Duty
待機 | 自宅待機可能なオンコール 約24回/月 |
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週末 | 形成外科スタッフとともに、病棟患者さんの処置とオンコール対応にあたる。 |
その他 | 基本的に研修医のみで受け持つ患者さんはなく、複数で一人の患者さんを受け持つ。 |
休暇
当直明け | 午前中は休み |
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週末(金曜夜~月曜朝) | 約半分が待機をはずれるが、緊急対応のために呼び出されることがある。 |